災害現場のリアルから考える 

先日、陸上自衛隊 善通寺駐屯地にて、

司令職務室長 小林一等陸尉より、防災備蓄や災害派遣についてお話を伺う機会がありました。

災害が起きたとき、

「自衛隊が来てくれる」「行政が何とかしてくれる」

私たちはつい、そう思いがちです。

けれど実際の災害現場は、

テレビやニュースで見る光景よりも、ずっと厳しく、そして“想定外”の連続だということを、

お話の端々から強く感じました。

印象的だったのは、

自衛隊の備蓄は、被災者配布用ではなく“活動を継続するためのもの”だという点。

現場で支援を続けるためには、食料や水だけでなく、

洗濯や入浴、衛生環境まで含めてすべてを自己完結でまかなう必要があります。

それでも、被災者を優先するため、

隊員の方々が不便を受け入れながら活動されている現実があることを知りました。

また、災害時に必ず話題になる「備蓄」についても、

私たちが思っている以上に、“量”だけでは解決しない課題があることが見えてきます。

何が足りなくなるのか?

どこで詰まるのか?

なぜ、事前のシミュレーションが重要なのか?

その答えは、

実際に災害現場に入ってきた人の言葉だからこそ、重みを持って伝わってきました。

家庭での備蓄や、防災への備えは、

正直なところ、簡単ではありません。

それでも、

「やっておいてよかった」と思える備えは、特別なものではなく、

日常の延長線上にあるのだと、改めて感じています。

この日伺ったお話の中には、

まだ書ききれない大切な視点がいくつもあります。

・家庭内備蓄の考え方

・実践を前提にした防災

・“想定外”に備えるということについて、少しずつ整理しながら、

防災講座などで、お伝えしていきたいと思います。

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